-藍斗side-
「なぁ、陽」
「んー?なに?」
「俺、なんかしたか?」
「へ?あぁー…俺のサッカーボール蹴りっぱなしで見つからない」
クッキーを頬張る陽と目が合った
いや、違うだろ
「お前にじゃなくて、桃果に。」
「えー?エロいことのし過ぎとかじゃねぇの」
………こいつ
「ふざけんな。まだ手、出してねぇよ」
「はぁ!?藍斗が!?あり得ねぇ」
あり得ねぇって…
俺をなんだと思ってんだよ…
「もしかして、お前の若さが勝ったとか?」
「…は?」
俺は目をぱちくりさせた
「あはは、藍斗がねー」
お腹を抱えて笑う陽
…ムカつく
女の気持ち、特に桃果の気持ちはわかんねぇ
本当意味わかんねぇ

