俺が教えてやるよ。




青空は澄んで、木の上から見る景色はいつもと違って見えた。


サァーと吹く風になびく柔らかい金髪


全国でも名門であるこの進学校に金髪なんていない


真面目振るのは性に合わない。


先生にも幾度となく指導されたって変える気なんかないよ


だってそしたら気づかれないじゃん。

微かにも期待してるんだ

そのためにここに来たんだから


「……知らないんだ、僕のこと」



言葉はその場に溶けていった