「うーん……」
カーテンの隙間から差し込む朝日が目に滲みる
ゴロンと寝返りをうつと、なにかに当たった
「ん、?」
パチリと目を開けると……
「きゃああああっ!!」
ズサササッと後ずさりをして壁にぶつかった
「なななななな!?」
なんでなんでっ
「なんであんたが同じベットに!?」
「…んー…?寝かせて…」
あたしの言葉なんてなんのその
クッションを握りしめたまま王子は寝息をたてる
いやいや王子さん?
「聞いてます?」
「聞いてない…」
「そこ、あたしのベットなんですけど」
「ふかふかしてんね」
そういう問題じゃないです
「起きなさいー!」
「…るせぇ…」
耳元で叫ぶと、顔を歪めた王子がむくりと起き上がった

