「片付けたらご褒美ね?」
なんて言って風呂場に向かう
もぉ片付け終わったのか五分ほどで帰って来た
「終了」
「あ、ありがと、服着てくる」
「待てって」
パシっと腕をつかまれたあたしは
ツル
足がすべり
倒れるっ
目をつぶり覚悟した瞬間
「ドジ女」
目を開ければ一樹の顔が目の前に
「あ、ごめ、ってあんたのせいじゃ!」
「ご褒美もらってねぇんだけど」
「服着てからでも」
「ダーメ」
少しづつだけど一樹の顔が近づいてる気がする
一樹の顔はあたしの目の前まで来て
「んっ」
キスされた
ま、また⁉
今日で二回目のキスにまたもや戸惑ってしまう自分
「んっふっ」
またまた一樹はあたしに気遣うことなく
「んぁ、んっふ」
舌まで入り込んできた

