奏恵は、家にむかった。
菊地に告白された、曲がり角。この曲がり角から私達の全てがはじまった。
ありがとう
曲がり角をまっすぐ進んで家に…。
家の前には、彩香がいた。
『おかえり…奏恵』
『彩香…なんでここにいるの?』
『まってた。あんた…ちゃんと別れた?』
『別れたよ!彩香…次は、彩香が爽太を幸せに…』
奏恵は、家の中に入った。すると、彩香も家の中にはいってきた。家には、奏恵以外だれもいなかったが奏恵は、彩香を外においだした。家にはいってほしくないわけではない。ただ一人でいたかった。
『ちょっ…彩香入らないで…』
『いいじゃない…!』
彩香は、ものすごい力で部屋にはいってきた。奏恵は、その勢いで倒れてしまった。
『あがるから!』
彩香は、かってに家にはいった。リビングのソファーに座った。
『彩香、どういうつもり?』
『話しがしたいのよ。あんたと…』
『なにを話すの??もう、わかれたって…』
『ねぇ?さっきの言葉なに?爽太を幸せに?意味わかんない…。あんた何様?爽太の彼女でも、今はなんでもないんだから!!』
彩香は、奏恵を両手でつかんだ。奏恵も彩香を両手でつかんだ。
『確かにもう、彼女じゃない…。でも…でも…爽太が好きなの!』
『利用されてただけなのに?』
その言葉は、奏恵の心に突き刺さった。
『利用されてたとしても、私は、爽太が好き…。それでも爽太が好きなの!!』
バンッ!
彩香が奏恵のほっぺたをビンタした。
『あんた…めざわりなのよ!爽太と私は、昔っからずーとっ一緒なの!あんたより爽太のこと知ってるんだからね!!』
彩香は、走って家を出ていった。彩香も爽太が好き。もちろん私だって…。爽太は、誰をみているの??


