「佐伯くん、ありがとう」 「……なんだよ急に」 「あたし、ココまでみんなと来れて、すごく嬉しい。コレも、佐伯くんたちがあたしにユメを見せてくれたからだよ。だからあたしはこうして、幸せだって感じるコトができるんだ。ほんとにユメみたい」 「……しい」 「ありがとう、佐伯くん」 ーーーすると佐伯くんは、あたしのカラダをぐっと引き寄せて………。 そのままキスをしてきた。 「……へっ??佐伯くん??」