「……わからない。でも、やるだけのコトはやる。どんな時でもベストを尽くすのが、オレたちのチームだろ??」 「……ああ。そうだな。そうだよな」 「……アイツらは必ず、決勝にくる。だからオレたちも、必ず決勝へ行くんだ」 「……うん。佐伯くんたちなら、必ずできるよ。がんばろう」 「ああ。オレが必ずフォローする。佐伯に必ず、パスを出してみせる。……おまえの夢のために、必ずオレたちが協力してみせる」 上原くんは、力強くそう言ってくれた。