そして第一試合が終わって30分後ーーー




「それではただいまより、午後の部、第二試合を始めます。選手の皆さんはコートの真ん中にお集まりくださいーーー」




午後の部の第二試合が始まろうとしていた。
そこには、佐伯くんのライバルの学校が出ていた。



そして佐伯くんも、試合が開始してから彼の試合姿をじっと真剣に見つめていた。
その横顔は、ほんとに彼のコトを真剣にライバルとして、見ている顔だった。



「……佐伯くん??」


「……アイツ、シュートが正確だ」