シャワーを浴び終わって、服を着替える。 佐伯くんの部屋へ戻ると、佐伯くんはベッドの上でスマホを見ていた。 「……おっ。戻ったか」 「うん。シャワー、ありがとう」 「……おお」 髪の毛をタオルで拭いていると、後ろから佐伯くんがこういった。 「……髪、乾かしてやろうか??」 「えっ??いいの??」 「……じゃあそのまま後ろ向いてろ」 「ありがとっ」 佐伯くんはやさしく丁寧に、髪の毛を乾かしてくれた。