「……ん……??」


「あ、悪い。起こしちゃったか……??」


「ううん……」



まだ眠そうな顔をするしいの頭を撫でると、しいはまた眠りについた。
しいの寝顔を見ながら、頭を撫でる。




「……キモチよさそうに寝てる」



しいの寝顔をこんなにまじまじ見るなんて初めてだけど、カワイイ寝顔だ。
なんかフワフワのぬいぐるみみたいだ。




「……しい、好きだよ」



眠るしいのおでこに、そっとキスをした。
愛おしいと思うって、こういうコトなんだろうか。