「……っ………い、たいっ………」 佐伯くんが中に入ってきたとき、かなりの痛みが襲ってきた。 今まで感じたコトのない、痛み。 あたしは思わず、佐伯くんの背中をぎゅっと掴んだ。 「………しい、大丈夫か?」 佐伯くんが気付いて、動きを止める。 あたしを心配そうに見つめる。 「う、ん………だいじょぶ………」 「……ムリすんな」 「だいじょぶ………このまま、続けたい………」 「……わかった」 佐伯くんと、一つになりたい。 愛してほしい………。