「………ああ」 ………えっと………。 コレはどういう状況、なんだろう。 たしかに、あたしたちが付き合ってるコトは、極一部の人しか知らない。 言ったりもしてないし。 でも、でも、コレって………。 「………好きなの??しいちゃんのコト」 「……ああ、好きだよ、すごく」 「そっか。……困らせて悪かったな。もう二度と言わないよ。じゃあ」 ヤバっ!! あたしは慌てて階段の影に隠れた。