そこは街の一角にある100均の棚。
可愛い動物や女の子の姿をした、いろんな色のろうそくが並んでる。
「ねぇねぇ、このろうそくさぁ。2年前に神隠しにあったクラスメートに似てない?」
「え?まさか」
「買ってみようよ」
「良いけど、ろうそくなんて使う所ないよ」
「でも…何か気になるんだよね」
「好きにすれば」
「じゃぁお買い上げ」
私はクラスメートによく似たろうそくを買ってみた。
家に急いで帰り、部屋のカーテンを閉めて暗くすると、机に買ったばかりの灰皿を置き、その上にろうそくを立てる。
ろうそくの頭に火を付けた瞬間、自分の頭が急激に熱くなった。
「い!いやぁ!!頭が!!頭が!!!」
部屋の中で転がり回る。
吐き気を促すような悪臭が充満して行き、そして…
ふと気付くと私はろうそくに囲まれていた。
体は動かないが、目の片隅にはクラスメートによく似たろうそくがあった。
何故か羽根がついている状態で…
可愛い動物や女の子の姿をした、いろんな色のろうそくが並んでる。
「ねぇねぇ、このろうそくさぁ。2年前に神隠しにあったクラスメートに似てない?」
「え?まさか」
「買ってみようよ」
「良いけど、ろうそくなんて使う所ないよ」
「でも…何か気になるんだよね」
「好きにすれば」
「じゃぁお買い上げ」
私はクラスメートによく似たろうそくを買ってみた。
家に急いで帰り、部屋のカーテンを閉めて暗くすると、机に買ったばかりの灰皿を置き、その上にろうそくを立てる。
ろうそくの頭に火を付けた瞬間、自分の頭が急激に熱くなった。
「い!いやぁ!!頭が!!頭が!!!」
部屋の中で転がり回る。
吐き気を促すような悪臭が充満して行き、そして…
ふと気付くと私はろうそくに囲まれていた。
体は動かないが、目の片隅にはクラスメートによく似たろうそくがあった。
何故か羽根がついている状態で…