明日ここにいる君へ





それが何故今……、



彼に……?!





私は手すりをギュッと掴んで……身を乗り出す。






ついさっきまで……



何も見えなかったはずだった。



そこにあったのは。



無限に広がる眩しい世界。


……の……




はずだった。










登坂悠仁。




彼の身に……


一体何があるというの……?