明日ここにいる君へ




悠仁、

帰って来て。


君の大きな手で、いつもみたいに…頭を撫でて。



『ホントどっちの『ナナ』も手がかかるから……俺は今はソレで手ェいっぱい。』



いつかみたいに…、そう、笑ってもいい。


ナナみたいに素直にはなれないけれど、その分、君のその笑顔を…、君を。


私が守っていくから…。