「ムム…、悠仁(ゆうじん)様…今日も楽しそう。」 彼等の笑い声に、シンの集中は見事に散漫。 彼女がじっと見つめる視線の先……。 まるで神のように『様』付けで呼ばれる男……。 登坂 悠仁(のぼりさか ゆうじん)。 ちなみにこちらには一切の興味は……なし。