知らないうちに涙が零れてた。 それを見て零と那來がオロオロとしていて、陽志疾は眉を寄せた。 「そいつ、夜猫の姫だろ」 そう言った声は、まだ聞いた事がなかった、 声のした方を見ると、ぱちりと目があったのは鋭い目。 「は……夜猫って……あの…?」 零が愕然とした様に聞く。 それに頷く、薫って人。