「零、五月蝿い」
「え、でもビックリすんじゃん?」
男の子の名前は零-Zero-と言うらしい。
少しバカっぽそうな雰囲気を纏っている。
『……夢羽、です』
「え?」
零さんはビックリした様に私を見るけど、すぐハッとして、ニカッと笑う。
「俺は零!
夢羽、よろしくな!」
零の笑顔はすごく太陽みたいだった。
「……那來-Naki-」
グレーの目をした人は、那來と言うらしい。
「……」
もう1人、眠っている人が居た。
視覚になってて気づかなかったけど、顔の上に雑誌を置いて寝ている。
「あいつは薫-Kaoru-」
陽志疾がそう言って、一つのソファに座った。

