ずいぶんと早い展開です。



って、そんなこと気にしてられるか!!



なんであたしあんな人に声かけたのよ〜!!



もっと居たじゃん!マシな人。


「つーかまーえた☆」


こんなに距離近づいてたの!?


「イヤッ……」



男の人の指先が、あたしのブレザーに触れる。



捕まる。


そう思った瞬間。