境界線を自然に越えて私のベッドに腰掛けるマイケルの、笑う横顔がとても嬉しそう。 その光景はほんの一瞬で私の心を幸せで満たしてくれる。 昔からいつもこんな風に、二人で笑い合っていたっけ。 夜を二人で、越えてきたっけ。 「…1ヵ月、もたなかったね」 「ね」 ほんの少しだけ窓を開けると、夜風にランプの灯が揺れた。 「…結局だめなのかなぁ」 「何が?」 「僕の姉離れ」 そう言ってマイケルは笑顔の中で、少しだけ真剣な瞳をする。