それから色々話した

正直楽しかった
でも朔の顔をみる度に朝の出来事を思い出す
するとあたしは赤面になってそれから朔に怒りを覚えて―

そんなことを頭の中で繰り返していた


時計を見るともう9時過ぎ
親には言っておいたけど流石にもう帰らなきゃいけない

結衣も那柚もお酒を飲んでヨロヨロだった
朔とあたしは飲まなかった


帰る準備をしていると