数分後、ちょうど朝食の出来たタイミングで瑞姫は降りてきた。 「んー……おはよ」 「おはよう、ほら出来てるから座れ」 まだ寝ぼけ眼の瑞姫は、何とか制服には着替えている。 釦の掛け違いのようなベタな真似をしていないかをささっと確認して、透は瑞姫を座らせた。 途端船を漕ぎ始める瑞姫の頭に軽く拳を落として、トーストにジャムという簡単な朝食に手を伸ばした。