来週、7ヶ月の記念日だった。

あとちょっとだったのに。


夜の10時50分。

「もう少しで7ヶ月だね♪」

「7ヶ月か、長いな」

「そうだね!」

「俺、疲れたな」

急にどうしたんだろう。

「それって、付き合ってるのに疲れたってこと?」

「うん。俺元々1人が好きだしさ、自由に遊びまわりたいんだよね。その方が俺らしいって思ってさ」

「1人になりたいの?」

「うん」

「じゃあ、別れたいってこと?」

「わりぃな。」

そんなの嘘だと思いたかった。

ずっと続くと思ってた恋が終わるなんて
信じたくなかった。