龍夜の金髪は、綺麗なのになぁ
なんて振り返って龍夜を見れば眉間に皺を寄せられた。
相変わらず失礼なやつだな。
「そういう訳にはいかねぇんだよ嬢ちゃん。この女雷龍の姫らしいしなぁ?」
ニヤつきながら咲羽に視線を移す男。
・・・・そういう事か。
栞が雷龍の姫だから人質にとって、雷龍に仕掛ける・・・
って、なんとも幼稚な発想に至ったわけね。
「それ、本気で言ってる?」
なら、それを逆手にとってやろーじゃん。
ウチの言葉に眉を寄せる男。
「その子、雷龍の姫なんかじゃないよ?」
ニッコリ満面の笑で男に言う。
栞に手ェ出したら、どうなるかちゃんと分からせてあげなきゃね。
「だって、雷龍の姫は・・・・・・・ウチだから」

