「そ~?ま、栞ちゃんは任せてよ~。守って、あげっからよ~」
「・・・じゃぁ、失礼します」
5人に背を向け扉を開ける
もう心残りはない。
栞はもう大丈夫だ。
もう何も背負うことはない。
陸たちも、みんなも。
これで良かった。うん、良かった。
なのに、良かったはずなのに、おかしいな
苦しいと思うのはなぜだろう。
あぁ、結局ウチは弱虫で、感情を消すことができなくて
だから、こんなにも苦しいのか。
だから、涙が溢れるのか。
結局何も変われてなくて、捨てられなくて
強くなろうとしてるのに、弱いままの“私”なんだ。
後ろで扉の閉まる音が聞こえた。
ホラ、オワリノジカンガミエテキタ

