抱き締めたい心を俺はグッと抑えた。 届かないこの気持ちはどこにも 行き場はないのだろう…。 「音…………。」 俺は柏原の視線に 合わせて新井を見つめた。 『ごめんね…。番場くん。』 屋上での言葉が頭から離れない。 何で新井は俺に謝ったんだろうね。 知ってるよ…本当は全部。