「うわっ…///ごめっ。出てく!!」



番場くんはすぐに振り返って

小さな男の子をつれて出ていった。



「…………番場くん…。」



出ていくとき目、瞑ってくれてた…。



私が見ないでっていったから…

目を瞑って…。



分からない。番場くん、あなたは本当は

いい人なんじゃないの?



なのに何で私を見たとき、


そんなに嫌そうに…

まるで私を嫌うかのように…


その濃い緑の瞳で睨み付けたの?