それでも君が好きだよ


―――そして次の日



私は驚きの光景を目にした。

まさかこんなことになってるなんて…。



「酷い…。結愛どうしてなの…。」



教室の私の机の上はは結愛と買ったお揃


いのストラップがボロボロになっていた。



今日はたまたま日直だった私は皆が


いない早朝の学校で心が粉々になった。




結愛を信じられなくなった自分が


いるのを感じながらも恨みに変わって


いる自分を抑えようと必死だった。