それでも君が好きだよ


そんなことを事を考えていると…


―――ガバッ…


と体が宙に軽くあがった。

そして柏原くんの顔が近くに…!!!?



「とりま、お前は保健室行き決定!!」



「ちょっ、そんな…いいって////
自分で歩けるからっ!!大丈夫だからっ///」



皆が私たちの方を見た。


そりゃそうだ。

だって柏原くん、私の事を

お姫様だっこしてるんだもん!!


柏原くんはそんな周りの様子を気にする事なく

廊下を歩いて保健室へ向かった。



「………ねぇ?柏原くん?」



「うん?」



「ありがとう…///」



「………おっ…おぅ。」



でもどうして柏原くんは私の体調が

悪いって分かったんだろう…。