それでも君が好きだよ


「うん。おもいっくそしてたな。心なんて
読まなくても分かるわ。お前の場合は…。」



「そっ…そんなに分かりやすいの!?私っ!?」



「うん。」



「そっ…そんなぁ~…。って
あれ?柏原くん、私の心読んだね?」



心の声からそのまま会話繋がってる!!



「いや…ごめん。喋ってる声と心の声と
お前の場合は見分けがつかねーからさ。」



「ええええぇっ!?そーなの!!」



「そーなの。」



「トホホ…。」



私はメロンパンを食べる手を止めた。