それでも君が好きだよ


「ご…ごめん。」



そう言って私はすぐにその場を離れた。


番場くんは私に見向きもせず、


スタスタと通り過ぎていった。



「あいつ、感じ悪いな…。」


大きな口を開けてメロンパンに

かじりつく柏原くんが呟いた。


「………番場くん…。」



どうしてかな…。何か大きな壁を感じる。


彼が作る見えない大きな壁が………。