「サワお前!」

「…はは。ごめん…ね、ユウ」

「サワのばかやろー!」

「…泣かないでよ。」

「うー。」

「ユウは泣き虫だなあ…」

「誰のせいだ!」

「僕のせいなのー?」

のん気に笑うサワ。

「もう…ユウのせいで目覚めちゃったやんかー。」

「え?」

「ユウが毎日来てくれて、話しかけてくれて、嬉しくて、思わず目が覚めてしもたー。ほんとはこのままずっと寝とくつもりやったのにー。」

「ばかっ!」

「いたっ!」

肩パンしてやった。