「なんだそれ。人捜しナビ?面白いな。じゃあ。」 「いやいやいや!久しぶりに会ったんだしよ、喧嘩でもふっかけろや!」 「今はそれどころじゃねえんだよ。また今度な。」 呆然としているそいつらを置いて俺は走った。 「どこにいるんだよ…」 宛てもなく走り回っても意味のないことに気づく。 もっかい医院に行くか…。でも何時に帰るかわからないし、おばさんの前で話せるものではない。 「なんで連絡先聞いてなかったんだ俺…」 「…ユウ。」 「え、」 大荷物を抱えたサワが目の前に立っていた。