唇が離れて、 あたしだけが息が上がる。 「あんま、年下扱いすんな」 それだけ言って、 部屋を出ていった。 「……ばか」 さっきのキス……… 初めてした 心臓のドキドキが止まらなくて 改めて、年下でも 男だってことがわかった。