……どのくらい沈黙が続いたのか。 先に口を開いたのは、はにだった。 「……なんて、言った?」 「須藤 類が……、わたしを、好き……。 ……って、ははははは(笑) そんなわけ、って、これまた夢だったりするの?」 何を言い出したかと思えば、頬をつねり出した。 「……え?痛い。 ……どーゆー」 ……やっぱり、こいつは馬鹿だ。 でも、可愛いんだよクソ! 気付けば、はにの頬を両手で包み込み、 天下の須藤 類様が、この得体の知れない馬鹿な女の唇にキスを落としていた。