「お父様。」 「なんだ、我が娘。」 「私にこの国をるの?」 「ああ。」 「全て?」 「あぁ、全てだ。」 にんまりと笑った。 「たが、考え直したんだ。」 考え直した───?? 「お前がそんなにも後継ぎが嫌と言うなら、婿を貰えばいいとな。」 「っ!?」 「そうすれば良いだろう?」 一瞬にして頭に血が上った。