でも、その綺麗な唇から発せられた言葉は意外な物だった。 「言われなくても、助けるけど。」 そして、胸ポケットにすばやく手を忍ばせた。 そして、白い何かを手に取ると玲於奈に向かって叫んだ。 「竹下!しゃがむんだ!」 その声はいつも聞くようななよなよした声じゃなくてしっかりと筋の通った綺麗な声。 「えっ・・・!」 伶麻奈もその声に戸惑いながら実を捉えられながら出来る限りすばやくしゃがんだ。