*£男子校のお姫様£*


狭くはない学園中に、俺たちの歌声と、
観衆の歓声が響き渡った。

そんな頃…

陽side

さっきから響いてくる歓声。
あの様子じゃあ実行委員会の方も
頑張ってるんだろうけど…。

LIVEが始まるまで長蛇の列、満員御礼
だった我らが1-S のShin!撰組カフェは
ものの見事に店員のみ。

…。客取りすぎだ。

これじゃあ店が成り立たねえじゃねーか!

どうするか…。どうするよ…。

肝心の空斗も颯もいねーし…。

俺が眉間にしわ寄せてウンウン唸ってると…

軽穂「なぁ、近藤さんよ。」

ニヤニヤとヤラシイ笑みを浮かべて俺の肩に腕を回してくるのは、最初は嫌がりまくってた芹沢さん元い担任の軽穂。何だかんだ言って、キャラがお気に召したようで
(違うか…午前中に着た小春先生が「彩、とっても似合ってる。かっこいいわ♡」と言ってから、それまでやる気なかったくせに、やたらイケメン度を上げると言う…。)

しかしその小春先生は大好きな大好きなstormの皇くんが来てしまった為、
LIVEにさっさと言ってしまったとか…

とまあこげなことを思いながら、
ジト目で軽穂の顔を見上げる。

陽「なんすか。芹沢さん。」

ニヤニヤ笑いが続く軽穂。
あまりいい予感がしない。

軽穂「うむ。『らいゔ』とやらで新撰組に来るおなご達が皆消えてしまったのでのう。」

陽「そうですねぇ。はい。で?」

軽穂「ちょっくら、その『らいゔ』とやらに行って、邪魔し…コホン…新撰組かふぇの宣伝をしてこようかと…」

つまり、マイハニーを取られた腹いせに、
嫌がらせをしたいとな…。

碧「乱入して引っ掻き回したいと?
芹沢さん、貴方の押し付けた役目を
何にも言わずに引き受け、駆けずり
回った平助や斎藤、総司の邪魔を
すると?そりゃあ辞めてもらい
たいもんだな。」

軽穂「いやぁ…土方よ。そんな風に
ワシを 見ておったのか…。残念なことよ…
ワシはただ、新撰組のことを思うて…」

碧「あぁ。そう言うことなら、
切っていいか?史実通りに。チャキッ」

土方元い碧が腰に差した小道具(のはず)の刀

陽「トシ、流石に勘弁してやれ。」

流石に冗談じゃすまされそうにないね。
刀を構える人の後ろから肩に手を置くのは
気が引けるが、なんとかいきり立つ
トシ元い碧を落ち着ける。

どうどう…U。・x・)ノ (♯`∧´)ちっ
陽 碧
( ̄Д ̄)ノこらっ ほっ…(ーー;)
陽 軽穂
待ちやがれ〜‼︎ うわぁぁ‼︎
( ̄Д ̄)ノε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
碧 全力ダッシュ 軽穂