*£男子校のお姫様£*

…。
妾は食べてないぞよ。

決して。

グーキュルルー

妾の腹が我慢してくれないのだよ。

どうしたものだか。


とりあえず

「宮木さん。私を部屋に案内してくださったメイドさんをこちらにお連れしていただけないでしょうか?ニコッ」


宮木「/////り、了解しました。」

そして宮木さんに連れられてきたメイドさん。

宇宙「名前は?」

ちょっといつもより声が冷たい。

メイド「睦月…睦月紗良(Sara Mutsuki)です。」

声が少し震えてる。


聖夜「うん。でさぁ君。この子担当だったよねぇ?」

くっと聖夜が私を引き寄せる。

紗良ちゃんはコクコクと頷く。

宇宙「で、君が颯が自室で食べるから持っていく、って言ったんだよね?」

紗良「わ、私は…!!!聖「そうだよね?」…。そうです…。」

宇宙「で?宮木は確かに睦月に食事を渡したんだな?」

宮木「はっ、はい!」

ビクッと肩を震わせる紗良。

宇宙「で?受け取った食事は君はどうしたの?」

紗良「なっ!なにもし聖「してませんなんていうのかな?宮木さぁ、前に皿が空だったっていってたよね?ていうことわさ?君が食事を盗んで食べたとしか説明のしょうがないんだよね?」

グッと唇を噛み締めてる。

相当悔しいのか、紗良ちゃんの唇には血が滲んでいた。

宇宙「俺たちの大事な客によくもこんなことしてくれたね。」

聖夜「ほんと。信用ガタ落ちだ。」

双子「「そんな君に僕らの屋敷に居られてもらっては困る。さっさと荷物まとめて出て行きな。」」

ブラックツインズ。降臨