*£男子校のお姫様£*


ボコした流氷を放置し、近くにある双子の別荘に。

颯「これは…豪華だね…」

宇宙「そうか?狭い…」

颯「この金持ちめ!!」

ワイワイ言い合ってると…

?「お坊っちゃま方!!」

ちょっと年配のおじさんが来た。

「「宮木(Miyagi)!!」」

宮木…?

宮木「お初にお目にかかります。星海家別荘管理人、宮木にございます。」

使用人さんか。

宮木「荷物をお運び致します。」

わらわらとメイドさんがやってきて、荷物を奪っ…持っていく。

うん。なんつーか。目がギラギラしてる。

宮木「では、お部屋にご案内致します。」

と、私が連れてかれたのは…

「うわ…絶景…。」

と心を奪われてしまうような、見事なオーシャンビュー。

いやはや素晴らしいな。

メイド「では、お食事になりましたら、声をかけさせていただくので、それまでお待ちください。」

「ありがとうヽ(´∀`。)ノ 」

あ、ちなみに今女そ…元の姿だからね。つまり女の子ってこと。イケメン集団の中のOnlyロンリーガールなわけで?

さっきからメイドさん方の視線がビッシバッシくるわけで?ブッスブッス突き刺さってるわけなのでして。

そんなに睨まなくたっていいじゃないのさ。

そしてP.M.7:00に。

グーキュルルー


…。お腹が空きました。いつまでも腹時計は正確でっす。超はらぺこりんりん颯でっす。

まだかなぁ…


さっきメイドさん呼びに来るって言ってたよね…。

きっと人数が多いからまだなんでしょう。

ここはぐっと堪えて我慢我慢。


P.M.8:00

まだかなぁまだかなぁ

PM9:00

まだかなぁまだかなぁ