もし1つだけ願いが叶うなら~殺し屋×暴走族~

〜奏side〜


祐っていう、もと竜王の奴から電話かかってきた


唯がまたフラッシュバックしたという


全然止まらないらしいと聞いて行ってみて思った


男多すぎ


これじゃあ治るわけない


「部屋からみんな出てくれ」


「は?」


「分かりました。一旦出ましょう」


「どういう意味だよ瑞希」


バタン


「いや…来ないで…ごめんなさい…」


マジかよ

ギュウ


「唯大丈夫だ。安心しろ、誰もいない」


「ほんと?」


「あぁ。大丈夫だ。何があったか話せるか?」


震えが治まってきた


やっぱり、新しい男多すぎるのはこの状態のときはダメだな


「あのね…」


小さい子みたいに可愛らしい声で言い始めた