先輩、大好きです。 -憧れの先輩と禁断の恋-



「お粗末様でした。食べ終わったら、お水につけといてね。洗うから」

「洗い物くらい、お母さんするよ!」

「それじゃ、お願いするね」


日曜日のこと美雨に詳しく聞いてみよ。


電話、出るかな?


プルルルル…プルルルル…


『もしもし、日向!?どうしたの?電話なんて珍しい。そうそう今日の晩ご飯、美雨チャンが作ったんだよ!…失敗したけど。また今度でもいいから、料理教えてよ〜』

「美雨…一旦落ち着こう。 あたしが電話した理由はね、日曜日のこと詳しく聞きたかったからなんだ」

『あぁ。何だ、そんなことか』

そんなことって…。


『日曜は10時に、美雨チャンのお家に来なさい!雪くんと安斎先輩が食べるお昼ご飯作るから!』

「え!?」