「会いたくて・・・」 「俺も・・・突っ立ってないで入れよ」 私は城田君の部屋に入った途端 後姿の城田君に抱き着いていた 「優子?」 優子って呼んでくれる 嬉しい・・・ 「会えるなんて思ってなかった」 「何でだよ・・」 「だって・・・・」 涙が出てくる 「泣くなよ、嬉しいんだろ?」 「嬉しい・・・よ」 「なら・・・泣くなって」 「ごめん・・・」 「本当・・・仕方ねえなあ・・・」 そう言って・・・城田君は私の手を離して、唇を重ねた