桜庭の病室に行くと
そこには 規則正しく眠ってる彼女の姿があった。

今 眠ってると言うことは恐らく俺に電話を入れた後に泣き叫んだのだろうか?



すると…

「………んっ……」

起きたかな?


そう思って「桜庭?」 そう声をかけたら…


「……けえ…と…」

そんな言葉を溢した。

顔にはたくさん泣いたであろう泣き後がたくさんあった。