「…俺んち来なよ。」 …え? 私の聞き間違い…? 「泊まるとこ…ないならさ。」 どうやら、聞き間違いではなかったらしい…。 「え…わ、悪いですよ、そんな…。 迷惑かけられませんよ…。」 妊娠してて、悪阻だってあるんだから… なんとしても拒むべきだった。 でも、強く言えない性格がまたしても凶と出た。 私がオロオロとしているうちに、勇一さんは私を引っ張って車内に連れ込んだ。 「全然迷惑じゃないし。 俺一人暮らしだから、寂しかったんだよね!」 なんて笑いながら言って、車を発進させた。