でも、今日は相談できるチャンスが巡ってきた。 「…酒、買ってくる。」 翔佑さんはそう言って、一人でコンビニに向かった。 リビングには、私と勇一さんが。 「………」 「………」 お互い口を開かなかったけど、翔佑さんが家を出たことを確認して、勇一さんが私に話しかけた。 「…どう?うまくやれてる?」 心配そうに、勇一さんが尋ねる。 勇一さんは事情を知っているから、、 いつも家に来る度に私を心配してくれる。 『…うまく…やれてないよね…?』 そう思い、私は俯いて首を横に振る。