――… ――… ある夏の日。 俺のマンションに翔佑が来た。 …神妙な面持ちで。 なんかあったんだなー ってことは、見てすぐ分かった。 「どうしたんだよ?」 単刀直入に聞く。 「相談あるんだけど… いいか?」 「おう。 元々そのつもりだし(笑)」 「俺さ… 美桜に……」