しばらく眺めていると、ふとカードのようなものが挟んであるのに気付いた 『結婚おめでとうございます。お幸せに。』 それだけ書かれたカードを見て、俺は一目散に走りだした 差出人不明にすればばれないと思ったか? 俺がお前の字をどれだけ見て来たと思ってるんだ 受付で花屋の名前を聞いた俺は、すぐに冴木を呼び車で彼女の元へ向かった