夜12時をとっくに回っていたが、紙とペンを取りだし、ペンを滑らせた 翌日、今日が社長と過ごせる最後の日だと思うと、すごく悲しくなった そんなこととは知らず、私にだけ分かるように笑いかけてくれることや、 私が淹れたコーヒーを美味しいと言って飲んでくれることにすごく心が痛くなった 全ての業務が終わり、私は会長室にやって来ていた 普通なら直属の上司である社長に出さなければならないが、社長には知られたくなかったし、 何より会長に直接お礼を言いたかった