自分では全く気付いていなかった 急に皆に隠し通せるかどうか不安になってきた 「私は応援していますよ、お二人のこと。 あそこまで社長がご自分をさらけ出せるのは相馬さんしかいませんから」 運転手さんに言われてついさっきまで抱いていた不安が少し軽減された 「ありがとうございます。あ、そういえば私運転手さんの名前知りません。 ごめんなさい、私ったら。何度も送って頂いてるのに」